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C値 相当隙間面積が性能をよくする

2017.11.30

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こんにちは!

私の過去のブログを読み返すと、C値(相当隙間面積)について詳しくあまり書いてなかったので、

改めて書こうと思います!

 

目次

【C値とは、相当隙間面積の事です】

 

相当隙間面積というのは、家の隙間を機械測定をする事で、数値に表したものをいいます

単位は、c㎡/㎡ で、床面積1㎡あたりどれくらいの大きさの穴が空いてるのか

がわかるものです。

このC値の数字が小さいほど気密性が高く、冷暖房効率が良くなります。

ちなみに断熱性能はUa値と言われ、これも小さい数字の方がよい断熱性能となります。

断熱材の性能を維持するのに気密性能というのはとても重要で、

見逃せない部分になりますのでC値にもしっかり拘っていきましょう

 

【数値を見てみる】

当社で最高0.17c㎡/㎡ 平均で0.36c㎡/㎡ です。

この数字がどれくらいのものなのか見てみましょう

 

国が定める地域区分で、C値の基準がありました。過去形です。

寒い北海道や、東北地方は2.0c㎡/㎡

その他は5.0c㎡/㎡で高性能住宅と言えたのです。

さて、その他の5.0c㎡/㎡で実際どのくらい家の隙間があるのか計算してみます。

延べ床面積 100㎡ およそ30坪のお家の場合

床面積1㎡あたりの隙間面積であることから、

5.0c㎡×100㎡となり、500c㎡の隙間があるということになります。

20c㎡×25c㎡の穴が空いているんですよーという事。

 

では、当社の0.17c㎡で計算すると、

17c㎡の穴が空いてるんですよーというこ事になります。

およそ3c㎡×6㎡の穴になりますね

 

穴が小さい方が、熱が逃げる速さは少ないにきまってますよね

 

出口が小さいのですから、熱も渋滞を起こし、逃げにくいという事。

ですから気密の数値も見逃さず、きっちりと確認致しましょう。

 

【新しくなった省エネ法から消えたC値基準】

しかしながら、過去形で書いたように、平成21年省エネ基準でその基準は断熱性能だけの

基準数値が残り、気密性能については削除されてしまったのです。

 

なぜ!?気密が高ければいいのはわかっているのに!

理由は一つ!日本にはまだ早い  気密性能が高い家を建てられる会社がとても少ないからなんです。ハウスメーカーもそうですよね

工場生産でパーツを分け、現場で組み合わせるという工法ですから、なかなか難しいでしょうね

 

さて、この気密にも測り方に注意が必要です。

気密測定するには、上記写真のように開口部を一部塞いで測定を行いますが、

大きい窓や変わった形の窓ほど隙間が大きく、気密が悪くなります。

ですから、その窓を塞いで測定すれば気密がよくなるにきまってますし、住んでみてからの体感が変わってくる可能性があります。

 

他気密性能をよくするとメリットがたくさんありますのでまた紹介したいと思います^^

 

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代表取締役 岡田 正幸

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