親父が初めて我が家に訪ねてきた。
その手に孫ヘのプレゼントを持って。
頑固者でいつも怖かった親父だが
今では孫にデレデレだ。
それも仕方ない。もう還暦だもんな。
久しぶりに見る姿は、
いつの間にか少し小さくなったように感じる。
その日、風呂につかりながら思い出した。
実家の風呂は、すごく寒かったこと。
親父がいつも一番風呂にこだわっていたこと。
今日ずっと、どこか寂しそうにしていた
親父の姿が浮かんでくる。
俺は、親父にあと何が出来るだろうか…。
一年後
「これから、世話になるな」
今日から、我が家に親父がやってきた。
満面の笑顔とともに、その手に孫ヘのプレゼントを持って。
人は年齢とともに、温度の感じ方が変わっていきます。感覚が鈍くなり、「暑い」「寒い」を感じにくくなるのです。高齢者の熱中症やオフとでの事故が多いのものそのため。だから家の中でも、温度管理をしていくことが大切です。いつまでも元気でいてほしい、大切な人だから。二世帯住宅だからこそ、健康を考えた家であってほしいと、私達は考えています。空キレイズムの家は、人と人をつなぐ家です。