こんにちは^^
当ブログにお越しくださり、ありがとうございます
以前に
を致しました。その続編です。
フェノバボードという、フェノール系断熱材
これは国内最強の熱伝導率をもっており、なんと0.019w/m・k
というすさまじい数字になっています。
但し注意したいのが、この数字だけを過信してはいけないという事
フェノバボードは大抵60mmの厚みが使われていますが、
これを熱抵抗値というものに変える必要があります。
熱抵抗値とはその断熱材の熱の伝えにくさを表します。
厚み÷熱伝導値で計算できますが、
0.06/0.019=3.158㎡・K/W となります。
大きい数字ほど性能が高いということになります。
では、当社が推奨する高性能グラスウール16kでこの数字が出せるのか?と
いう事になりますが、計算ができる以上出せる事になります
グラスウールの熱伝導率が0.038です
ということは
3.158=X/0.038 X=0.1200 となりますので、12cmのグラスウールを使えばフェノバと同じ性能を出せるという事になります。
当社の一番の性能は、断熱材250mmの壁厚がありますがこれは
6.58という熱抵抗値になりますので、更にうえをいく性能となります。
すごいですね!
さて、いくら材料の性能がよくても、使いこなすことができなければ猫に小判。
気密が大事という事になります。
簡単な実験で、透湿抵抗が高いと言われるフェノバボードを水に浮かべる実験をしました
さらに時間が経過したので、実際に写真をとってみましたのでご覧ください。
水に浮かべてから45日程度経過しました
*フェノバボードが劣っているという意味ではなく、気密は大事という意味で実験を致しました。
前回、真っ二つにした断熱材を浮かべてます
なんだか濡れてそうです これをそれぞれ真っ二つに切ります
お盆の右においているのが、正常なフェノバの断片です
切ってみると、あれ 中まで濡れてないのかな?という感じでしたが・・・・
これをサーモカメラで撮影してみると・・・
見事に中まで浸透していました。濡れてはいませんでしたが湿気がしっかりと届いていました
正常な断熱材はなにもしてないので乾いています
前回に切断した写真が↓
中まで浸透してませんでしたね これは水に浮かべてから1週間経過の写真です
うーん、やっぱり透湿抵抗が高いとはいえ、壁の組み合わせで防湿層が省けるというのはやっぱりどうなのかなと思う実験でしたね
このフェノバボード 水にはすこぶる弱いとされていますが、
もろもろになってました・・・・
だからちゃんと気密フィルムを貼って、この断熱材を守りましょうね!
気密工事があなたとあなたの家族を守ります
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