こんにちは!岡田です
家の性能というのは、省エネで電気代が安くすみ家の事をいう訳でありません!
家の性能というのは、夏も冬も電気代があまりかからずに快適に過ごせて、
家族の健康寿命が延びる家の事を、性能が良い家と言います(私は思ってます(笑))
その一躍を担っているのが、断熱材です
目次
断熱材にはたくさんの種類がありますが、熱伝導率の表し方については
全て同じです。数字がたくさん出てきますよ!
グラスウール 0.036
フェノバボード 0.019
代表的な二つの断熱材の熱伝導率です 小さい方が有利になります
標準的な厚みで、熱貫流率を出します
厚みをそれぞれ 105mm、60mmとします(既成の厚みです)
計算式は割愛しますが、
グラスウールの熱抵抗値(物質の熱の伝わりにくさ)
2.9W/mK
フェノバボードの熱抵抗値
3.15W/mK
上記二つを、熱貫流率に変えます(この数値が性能を表す基本となります)
グラスウール 0.35㎡K/W
フェノバボード 0.31㎡K/W
となります
あんまり変わらないですよね
つまり、断熱材は厚みで良くも悪くもなるという事です
数値だけ見れば、なんでもいいですよね
で、計算値の性能は分かりましたね
数値よりも大切な事 それは、施工能力(技術)です
いくら計算上の数値がよくても、施工がちゃんとなされてなければ全く意味がありません
隙間があったり、押し込んであったりすれば、それはたちまち欠陥住宅に繋がりかねませんので、
注意が必要です。壁を貼ってしまえば中は見えませんからね!
断熱の知識
これが分からない、分かっていない会社様がまだまだ多いのが事実
ある建材メーカーの営業さんも、高性能住宅や、ZEHの家に対する意識が低い工務店さんはまだまだ
たくさんあるとおっしゃってました。
そういったプロの会社様が多いのに、どうしてお客様の意識が高まるのか不思議でなりません
家で起こる事故 ヒートショックや、ぜんそく、アトピーなどの健康被害の原因の一つは、家に理由が
ある事は間違いありません。これらの被害は、家の性能(暖かさや涼しさなど住み心地)を高める事で
予防する事ができます。
もっともっと国も、省エネに優れた家という推し方ではなくて、ヒートショックなどで亡くなられている事をみなさんに伝えるなどして
高性能住宅の推進を図ればいいのになぁと思う今日この頃です
↓こんな記事も書いてますので是非ご覧ください
皆様参考にしてくださいね!
ロイヤル住建
0120-70-3272
岡田 正幸