こんにちは
岡田でございます
最近、高性能住宅をよく目にしますね
基本的に断熱性能と気密性能が高い事を意味します
断熱性能は、保温性能が高いという事
気密性能は、家の隙間風が少なければすくないほど気密性能が高いという事
今回は気密について少し学びます
目次
さて、気密が高いというメリットは、
隙間風が少なく、暖めたり、冷やしたりした空気が外に出にくいという事になり、省エネに結び付きます
また、防音性能にも優れます。音は、隙間や壁の厚さ、密度で大きく変わってきますので、隙間が
少なければ音も漏れにくくなります(中ではその分反響します)
また、花粉も外から入りにくくなるので、花粉症も軽減されることになります
次はデメリット
気密が高いと、ホコリが出やすくなります 外に逃げる穴がないですから当然ですね
音が反響します これも当然ですね
(↓C値の意味書いています)
まとめると、
①気密が高いおかげで、保温効果が高まり、年中快適に過ごせる
②省エネにも繋がる
③電気代が少なくなり、Co2削減にも貢献できる
④音が反響する
⑤ホコリが出やすくなる
といった感じ
音は吸音材など利用して軽減できますし、ホコリはがんばって掃除をしましょう
という事で、メリットの方がとっても多いので、気密は高けりゃ高い方がいい
という事になります
日本の家づくり 性能については時代遅れです
同業者でも性能についてあまり詳しくない会社さんが多いくらいですから、
施主様はもっと分かりませんよね
性能最先端のドイツやイギリスなど寒い地域では、家の中は18℃以上にしなければ罪
だというところもあるようですが、人の命が家の中で奪われる事を考えると当然の事
ですよね
家の中が寒ければ、ヒートショックやぜんそく、肺炎などで亡くなる可能性が多いわけですから
いくらかっこいい家を作ったとしても、断熱気密性能が悪ければ、結露がおこってカビが生えたり、
ダニが発生したり、壁が汚れやすくなったりなど陥ってしまえば、とても悲しいですよね
高い買い物してるわけですから、家は性能に拘るべきですよね
デザインは飽きちゃいますから
気密が大事という事はわかりました
気密性能にはもっと重要な役割があります
それは、断熱性能を発揮させることです
気密は、空気の気ではありません 水蒸気の気です
水蒸気は目に見えないほど小さなもので、外壁を余裕で貫通します
つまり、この水蒸気が温度分布のある壁の中を通過する事で、
結露を引き起こし、断熱材が濡れた状態になる事で性能が著しく
低下してしまうのです
さらに低下してしまうだけでなく、カビが生えてしまい、健康被害にも
繋がってしまうとても被害が大きくなってしまうのです
ですから、気密はちゃんと理解した上でお話しする事が大切なんです
なんでも相談のります
ロイヤル住建
岡田