

おはようございます!こんにちは!こんばんは!
金山です!
最近めっぽう涼しくなりましたね。
過ごしやすい時期は大好きですよ!
さて本日は、断熱材選びってどうしたら良いのか?
そんな疑問に少しでもお力添えをと思い、断熱材選びのコツをお教えします!
目次
真夏の住宅の外壁って何℃になるかみなさんご存知ですか?
約60℃以上もあります。
屋根に関してはなんと 約85℃以上にもなります。
屋根はもはや触れる温度ではありませんね。
しかしこの外壁の温度が住宅にとってはとてもメリットになります。
夏はムシムシするぐらいの高湿度です。
壁の中に吸い込んだ水蒸気を熱で乾かしてくれたり、野地板を殺菌してくれたりと夏の太陽が断熱材や、木材の乾燥機の役目を担ってくれています。
断熱材にとって、水蒸気は天敵です。(何回も言いますがどんな断熱材でも水蒸気は通します)
もちろん熱伝導率も大事ですが‥
断熱材を選ぶ際に気を付けて頂きたいのが、断熱材自体の耐熱温度が何℃あるかです。
例えば、【発砲ウレタン】は耐熱に弱く約60℃を超えると徐々に分解を始めてしまいます。
ウレタンにしてしまうと夏が来る度、外壁の温度で分解してしまいます。施工する場合は耐熱対策をして施工する必要があります。
逆に発砲ウレタンは低温に強く約-180℃まで耐え、尚且つ保冷能力が高い。
大型の冷凍室周りなどに施工するには非常に優秀な断熱材だと思いますが、住宅に施工するには向いていない断熱材です。
にも関わらず、よく住宅に施工されていますよね・・・。
ウレタンの熱伝導率は確かに良い数字かもしれませんが、そこだけで選んでしまうのは怖いです・・・。
一方で【グラスウール、ロックウール、ポリエチレン】などの繊維で出来ている断熱材は耐熱に優れていて高温にも耐えられます。
名前の通り、グラスウールはガラスの繊維でできた断熱材、ロックウールは岩の繊維でできた断熱材です。
ガラスと発砲スチロールどちらが耐熱に優れているかは素材で考えればすぐ分かります。
グラス、ロック、ポリエチレンは約115℃以上の熱に耐えられる耐熱性能をもっています。
住宅にもってこいの断熱材です。
熱伝導率だけで見れば、性能はウレタンよりも劣りますが、熱伝導率は厚みを持たせればいくらでもいい数字になります。(しかも厚みを持たしても安い!)
断熱材選びは熱伝導率だけでなく耐熱温度もよく見てお選びください。
熱伝導率がいいから住宅に適した断熱材ではありませんよ(*´ー`)ゞ
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