皆様ご無沙汰しております、ロイヤル住建の坂口です。
連日雨が続き、久しく青空を見ていないように感じております。この天気もまだ一週間近く続く模様です。
秋晴れのという言葉に縁遠い毎日ですが、本日は住宅に関わるランニングコストについて少しお話をさせて頂きます。
当然と言えば当然ではありますが、住宅にもお手入れは必要となります。外壁や屋根のお手入れはもちろん、
換気扇フィルターの交換や設備機器の故障等数え上げたらきりがありません。
そうなりますと、修繕費用の積み立ては必須と言っても過言ではありません。
外壁や屋根のメンテナンスを行うだけでも数十万円規模の費用が発生し、
一つの目安としては10年から15年の周期で定期的なお手入れが必要となります。
それ以外にも固定資産税や都市計画税の負担等々まだまだ他にも沢山の費用が日々発生致します。
ここまでのお話だけでは、「家を持つと不利なことばかりでは?」と思われる方もおられるかもしれません。
では、どうしたら少しでも負担を減らせるのか?それは、家を高性能なものにし、光熱費や修繕費等を少しでも抑える方法をとられることです。
一例としましてはZEH(ゼロエネルギーハウス)です。月々の光熱費を年間収支ゼロ以下にするこの家では、年間で10万円以上の節約になります。
国からも補助金が出ている現在、初期費用を抑えて仕様をあげることが出来る為非常にお勧めです。更に外壁材や屋根材を耐用年数の長いものにすることで、
メンテナンスの時期を延ばすことが出来ます。しかし、仕様変更や材料のグレードを上げることは初期の建築費用がアップします。
メンテナンス費用を抑えられるからといって、無理なローンを組み月々のお支払いを大幅に伸ばすことは得策とは言えません。
初期の資金計画をもとに無理の無い綿密なお打合せを担当の方と行うことをお勧め致します。
次回は建物のお話をさせて頂こうと思っております。よろしくお願い致します。