

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
営業部の金山です。
本日は
目次
です。日本人は非常にアレルギーが多いです。何故なんでしょうか?
アレルギーが多い理由から住宅によるアレルギー発症の理由まで全て致します。
ひと昔の家は、気密をとることが出来ず、正直スカスカの家ばかりでしたが、今の新築はどこで建築をしてもある程度の気密性は取れるような仕組みになっています。
ですが、気密を取れることがいいことだけとは限りません。
家の気密性が上がるにつれて自然換気では換気量が賄えず、【シックハウス症候群(Sick House Syndrome】直訳すると「病気の家、症候群」が起きてしまいます。
直訳の通り、家の環境が原因で起こる病気、健康被害のことを指します。
社会現象にまでなった【シックハウス症候群】
これを解消する為に、2003年に建築基準法により、新築を建築する場合、24時間換気の設置が義務付けられました。
(24時間換気の定義は、1時間で0,5回部屋全体の空気が入れ換わっていることが必要であること)
ですが、義務付けられたものの【シックハウス症候群】は2022年の現在でも未だに解消できていません‥。
何故解消できないんでしょうか?
24時間換気を設置していれば、24時間家の中の空気を換気してくれているから宅内の空気は綺麗になるはずですよね。
それは宅内全体の空気を計画的に換気できていれば‥のお話です。
正直言って、24時間換気だけでは部屋全体の空気を総入れ替えすることは、不可能に近いです。
排気の際の空気流れはこのようになります。
めちゃくちゃ大まかですが‥笑
このように24時間換気をつけただけでは必ず四隅に空気溜まり(換気しきれないスペース)が出てきてしまいます。
よく部屋の四隅にゴミが溜まっていたりしませんか?
この汚い空気溜まりが【シックハウス症候群】の元になる原因です。
更にここに気密が取れていない家だと、家の隙間から隙間風が入り、空気溜まりが様々な場所にできてしまいます。
これから見て分かる通り、何も工夫をしていない24時間換気を採用すると、汚い空気だまりができてしまい、宅内の汚い空気溜まりを吸いながら家の中で生活していることになります。
しかもこの被害を一番大きく受けるのは、身長の低い子供、床をハイハイしている赤ちゃんです。
ハウスダストは、空気より比重が重たいので、空気の流動がないと、床上30㎝以内に溜まります。
大人は身長が高いので普段吸い込むことはありませんが、子供は毎日、汚い空気を吸い続けています。
日本人のアレルギーの多さは異常で、2008年に2人に1人はアレルギー疾患があるとされています。
海外から見ると、びっくりするほどアレルギーが多く脅威の数値です。
厚生労働省健康局がん・疾病対策課から正確なデータが出ているので、貼っておきます。
画像:
(平成28年厚生労働省 健康局 がん・疾病対策課)/引用:厚生労働省健康局がん・疾病対策課「アレルギー疾患の現状等」
このデータを見て分かることは、24時間換気が義務付けられた2003年以降も、アレルギー疾患は増え続けているということ。
ですが、これが日本の新築住宅の現状です。
海外の住宅と日本の住宅では大きな違いがあります。
海外(アジア圏の一部を除く)では、床は汚いものだとして、家の中であっても靴を履いて生活をします。
日本文化は床も綺麗なものだとして、生活を送ります。
この違いがアレルギー疾患の多さに繋がります。
海外文化では、床は汚いものという認識があるので、赤ちゃんを寝かすベビーベットは足のついた高いベットで寝かします。
日本は、床は綺麗だと思っているので、床に布団ひいて、赤ちゃんを寝かします。
まずこの理解が日本とは大きく異なります。
日本の赤ちゃんは産まれてすぐにハウスダストを吸いながら育ち、いつの間にかアレルギー疾患になってしまう。
自分の子供が喘息やアトピーで困っている親御さん沢山いらっしゃいますからね‥。
今住んでいる家の計画換気がしっかりできていないと感じるのであれば子供に為に今すぐにやってほしい事が二つあります。
① ベットを使っていて、ローベットなどを使っている場合は、ベットの高さを上げてください。
② 床に布団を引いているのなら今すぐやめましょう。
それで少しはお子さんのアトピー、喘息もマシになるはず。
とまぁ色々と話をしてきましたが、根本的にこれは家の換気がごく一般的なもの(建築基準法の標準)を使っている場合、こうなりますというお話しです。
健康住宅って良く耳にしますよね。
健康住宅と一般的によく言われるものについては、定義はありません。
換気が出来てなくても健康住宅と謳っているところなんて沢山あります。
ですが、ロイヤル住建が建てる家は換気と気密を一番に考えて計画換気を主に建築しています。
健康住宅は、上記でも説明した通り、換気、気密がしっかりと出来ていないと成立しません。
ロイヤル住建の家は、気密性能は最大限にまで上げています。
ロイヤル住建の平均C値は 0.34 最小値で 0.17 まで下がります。
0.18まで行くともはや変態の域ですが‥笑
30坪ぐらいのお家なら名刺の1枚分くらいの隙間しかないと思ってもらって大丈夫です。
C値が分からない人の為に、C値の説明を置いておきます。
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C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、建物の気密性能の指標として用いられています。
C値の測定は、実際に建てられた建物内で、専門の気密測定試験機を使って行います。数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます。例えば、延床面積が40坪(132m2)の場合、
C値が5.0なら隙間面積は660cm2(はがき約4.5枚相当分)、C値が2.0なら隙間面積は264cm2(はがき約1.8枚相当分)です。
住宅の気密性能を表す指標として「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断の基準」(省エネ法)で用いられていますが、2009年(平成21年)に改定された際に、
気密住宅の規定および数値基準などは削除されました。2013年に省エネルギー基準が改正されて以降は、建物と設備機能を一体化して建物の「一次エネルギー消費量」を評価する指標が使われている。
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引用 SUUMO C値の意味・解説
ロイヤル住建は自社独自の換気システム【空KIREISUM】を採用しています。
簡単にいうと、ずっと空気が綺麗って意味です。
ロイヤル住建の特徴の一つとして、排気口は壁につけません。
空KIREISMの家では、排気口は床につけます。
上記でも説明した通り、汚い空気は床上30㎝に溜まります。
なのに排気口が壁についていたら汚い空気をわざわざ上に巻き上げて吸い込むことになります。
なのでロイヤル住建の住宅は、床に排気口をつけます。↓
これが室内の空気を室外に出す排気口です。(各部屋に一箇所設置されます)
こうすることで、床に溜まった汚い空気をダイレクトに外に出す事ができます。
では吸気方法についてはどうか。
室内の汚い空気を出したものの、吸気した空気が汚ければ意味ありませんよね。
だから吸気にも、もちろん気をつけます。
空KIREISMの家には、こんな吸気フィルターが外についています。
このフィルターを通って外の空気が中に入ってくる事により、花粉などの細かい粒子までシャットダウンします。
簡単にいうと空気清浄機のフィルターの何倍も細かいものがついてる感じです。
3年〜5年くらい経つとこれぐらい汚れます。
いかに吸気する空気が汚いか分かりますね‥。
交換期間は大体3年〜5年ほどです(排気ガスが多い、少ない等の環境変化で交換時期は変わります)
とまぁまだまだ気をつけて建築していることは沢山ありますが、健康住宅の定義は、換気、吸気に関して計画換気、計画吸気、フィルター等の工夫がなされているかというところが定義になるんじゃない
かなと思います。
住まう人がずっと健康であるために住宅はあるべきだとロイヤル住建は考えています。
健康住宅、高性能住宅を探すポイントは三つです。
① 換気システム(計画換気が出来ているのか)
②気密性能(C値)はどれくらいなのか
③排気、吸気の方法はハウスダストを効率的に出せるものなのか
主にこの三つを確認して、納得できればいいと思います。
もし分からない事があれば、いつでもロイヤル住建にご連絡ください!
アレルギー疾患をお持ちのお子様や、アレルギー疾患と長年向き合っている方も沢山いると思います。
食生活の改善や、飲み薬なども効果はあると思いますが、一番に改善しないといけないのは、一番長く滞在する【住宅】です。
ここを改善しない限り、アレルギー疾患の原因である、ハウスダストから逃れる事ができません。
ロイヤル住建のようにこれだけ換気システムに気を使っていても完璧に除去できるわけではありません。
ですが、アレルギー疾患の症状が和らいだり、薬の錠数が減ったなどのお声もOB様からいただいています。
人間にとって、【住】はもっとも大事な部分です。
自分で建築会社を探して、納得するまで説明を聞いて、いろんな会社のいろんな工夫を見てみるのも一つかもしれません。
あんまり多く建築会社を見すぎると、訳がわからなくなるので、要注意ですが‥
お問い合わせはコチラから!
それでは!
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