皆さま、こんにちは! ロイヤル住建 建設部の今井です。
今月2月は私がブログを書かせて頂きたいと思います。
最後までどうぞ、お付き合い下さい☆彡
2月は皆さま、どのようにお過ごしされていらっしゃいますか?
節分やバレンタイン、春の訪れが有り 季節の変わり目の節目にもなっておりますね。
私事では、ございますが弊社ロイヤル住建に中途入社して早10年となりました。
10年の月日はあっという間ですね(笑) 私の入社当時に比べると、弊社の会社規模や事業内容も大きくなりましたので
その変化を身を持って感じています☆ まだまだ、会社進化は止まらない様子です(`・ω・´)
さて、皆さまのお住いの住宅について少しお話させて頂ければと思います。
住宅の歴史は古く、紀元前より人類の進化と共に住宅も進化してきました。
住宅は人が住んで初めてその存在価値が生まれ、また人の手によって修復や建て替えが行われています。
人の性格が一人一人違うように住宅も住まわれる方々の想い、又は設計者の考え方が形となって表れています。
ですので、住宅はそこに住まれる方の生活ニーズやスタイルに常に寄り添っていなくてはならないものだと感じています。
私自身も建築施工の立場より現在まで新築工事に約250棟程、
リフォーム工事(リノベーション工事~小リフォーム工事含め)500件程、
その他のお客様のお困りごとに関しての御対応には1000件以上 お客様と関わらせて頂きました。
現在の新築住宅も数年前に比べると住宅の断熱性・耐震性・住宅設備の面での
総合的な向上変化が著しいものとなっています。
新築当時の素晴らしい性能や設備が施されている住宅であったとしても月日が経つと、経年劣化による劣化損傷は訪れます。
住宅建物の付き合い方には、大きく分けて3つあると考えています。
【1つ目】:住宅建物の維持管理に関するメンテナンス
【2つ目】:住宅のインテリア又はエクステリアに関するリフォーム
【3つ目】:生活環境に関するリフォーム
まず、1つ目の住宅建物の維持管理に関するメンテナンスについてですが、
大きく分けますと、外部廻り(屋根・外壁)と内部廻り(設備機器)と考えられます。
外部廻りですと
劣化損傷が家の見える範囲で起きている場合には日常的に気付かれる場合があるかと思いますが、隠れている部分。
例えば、外部廻りのクラック(亀裂)により雨漏りが発生し、ジワジワ雨水が宅内に浸水してしまうケースがあり
構造躯体が日常的に気付かない内に劣化・腐食損傷させてしまう場合があります。
上の写真は弊社にて建物の老朽化に伴う外壁のクラック(亀裂)及びベランダの防水と塗装メンテナンスをさせて頂きました際の
写真の一部となります。
写真の様に遠目からでは気づきにくく、高所位置で発生している場合は、尚更に状況判別が難しくなってきますので
中々、入居者様での調査・状況判別については難しくなります。
また状況に応じての適切な対応処置方法の選定や施工を行わなければ再発の恐れもありますので、
必ず専門知識や経験を持った建設会社へ調査を依頼されて下さい。
内部廻りで言いますと、給湯設備機器やキッチンや洗面台、浴室に関わる水栓器具や調理機器等が挙げられます。
もちろん照明器具も例外ではなく、家電製品と同じく大凡の耐用年数はメーカーより決められておりますし、
各ご家庭の使用頻度や使い方にも各設備器具の交換のサイクルは変化してしまいます。
機械的な製品は突発的に故障したりする場合も有りますので、いざ必要な時に使えなくなると大変困りますね((+_+))
出来れば、いざ!っという時の為に10年以上使用されていらっしゃいます機械器具等が有れば、
適正な設備機器管理の観点から早めに交換される事をお薦め致します。
2つ目の住宅のインテリア又はエクステリアに関するリフォームについてですが、
新築当時の内装や外壁・外構に関しても、同じく月日が経つと建材自体の経年劣化が進行していってしまいます。
普段から常に目に付く箇所で有りますから、痛んでいる箇所が目に付きやすくなり
美観を損なって家の印象も良くはないと思いますし、例えば人で言うファッションと感覚的に近いと考えています。
誰もが、【汚い・見窄らしい】よりかは【綺麗・美しい】を直感的に選ばれるはずだと思います。
特に家の玄関正面を見た時の外観は建築の専門用語で言いますと《ファサード》といい
その家の第一印象付ける重要な要素でも有ります。
設計士は、このファサードを意識しながら家全体のデザイン設計を行っていきます。
やはり家の外観が綺麗だと、気持ち的にも帰りたくなる家になるのではないかと思いますね。☆彡
あと、屋根や外壁の塗装メンテナンスも定期的(理想は10年毎)に行うことによって家自体の寿命を延ばすことになります。
塗装する事で、美観に対して効果が有るのは勿論の事。外壁材や屋根材に塗装を施す事によって
雨風や太陽からの紫外線の影響から受ける屋根材や外壁材の建材劣化を防止してくれるメリットがあります。
外廻りのメンテナンスを怠ってしまいますと、知らずの内に建材の劣化から亀裂が発生し、その部位より雨水が侵入してしまい
最悪の場合、構造躯体の腐食に繋がり家自体が倒壊してしまうリスクが発生いたします。
家は1年中 365日、常に外気・天候の影響を常に受け過酷な状況下で住む人を守ってくれています。
家もノーメンテで本来の守るべきである性能を最大限に発揮できる訳がありません。
同じ家の下で住む家族と同じ気持ちになって、
少し御自身の家に対しての今の状況を是非とも見据えて頂きたいと思います。
きっと、意識して御自身の家と向き合われる事で今まで気づけなかった点にお気づきになられるかと思います。
善は急げという言葉が有りますように、何かキッカケが有れば行動に踏み込むアクションを是非起こして
頂ければと切に願っております。
次はインテリアについてですが、皆さんもご存じのように まず室内の雰囲気を決定付ける重要な要素ですね。
インテリアはその空間で常に人が過ごしている時間が多い為、
室内環境によって人が受ける感受性の影響がとても大きくなります。
例えば色の事でいいますと【白色・赤色・黄色】は膨張色と言われており、
他の色と比べると膨らんだり広がった様に錯覚を起こします。
逆に【黒色系統】は収縮色の為、引き締まって見える錯覚を起こします。
この特性を活かして室内に白系統でコーディネートすると窓から差し込む自然光や照明光の光の反射効率も上がり、
部屋全体を明るい雰囲気にする事が出来るようになります。
勿論、流行りのトレンド色をポイント色で取り込むのも良いですね☆彡
また照明器具の形や色温度(電球色→3000K・昼白色→5000K・昼光色→6500K)もインテリアに深く関係してきます。
例えばキッチンの手元灯には作業効率アップの為に
昼白色(5000K)又は昼光色(6500K)の選定が良いとされていますし、
食事をする時の照明には電球色(3000K)の方が食材が美味しく感じられる視覚的効果が得られるとされています。
リビング照明や寝室照明も器具の形も変わってきますし、用途に応じて直接光や間接光に使い分けるシーンが有ります。
直接光は器具から発生する光がダイレクトに届くため、何か作業する場面で効率性を上げる事が出来ます。
間接光は器具にシェードを利用したり、器具本体を視覚から遮って光源から発生する光の反射特性を活かして壁や天井に
意図的に照射した照明手法になります。
間接光は柔らかな印象になる為、空間の雰囲気作りにはかなり有効ですね!
←お掃除は少ししにくくなるかも分かりませんが(^^)
上の写真は、私が以前インテリアリフォームの提案~工事をさせて頂きました中の一部写真になります。
こちらの写真は、以前に古屋をフルリノベーションさせて頂きました写真になります。
家屋が建築基準法制定(昭和25年)以前の伝統工法により建築されていましたので、
その昔ながらの良いところを残しつつ住み易さを考えながら間取り図面を引かせて頂きました。
限りある予算コストの中で、お客様が第一に求めておられる事は何かと
しっかりとヒアリングと御打ち合せを重ねさせて頂きました。
インテリアとエクステリアは常に密接な関係性が有りますので、
局所的では無く、全体を見据えての調和バランスが大事だと感じています。
その時代の流行りが変化するように、家作りにも流行りがあります。
最新の家づくりに対して終わりは有りませんので、常に勉強ですね! 身が引き締まります(*‘∀‘)
3つ目は生活環境に対するリフォームについてお話させて頂きたいと思います。
皆さんが、お住いの住宅についても生活環境が変化してくると住み方も変化してくるかと思います。
例えばライフイベントで申し上げますと、
就職・結婚・出産~こどもの成長(進学)・こどもの自立・ご夫婦での生活・定年退職~老後生活
と想定の中で挙げられますが、各々のライフイベントをキッカケに今までの生活上で不便だと思う事が
生活変化の中で少なからず出てくるのではないかと思います。
こども部屋を増やしたい・・・部屋を広くしたい・・・ワークスペースを増設したい・・・
物干しスペースが欲しい・・・収納スペースを多く取りたい・・・
老後の為に段差解消や手摺りを付けて安全に配慮して生活していきたい ナドナド( *´艸`)
家をご購入された時期が若ければ若いほど、生活スタイルの変化によって受ける影響が大きくなります。
これは家の購入は人生の3大ライフイベントと言われております様に、
その人の一生をその家と共に過ごす時間が長い為に大きく生活の変化に影響してきます。
例えば老後の生活を視野に重点的考えていきますと
→若いうちは、苦にならなかった階段の上り下りが辛くなった。
ドアの開閉が重たく感じる。
小さな段差でもつまづき易くなった。
寒さを我慢せずに暖かく生活したい。
以上の内容を例として挙げさせて頂くと致します。
人は年を重ねていくと身体機能や新陳代謝が低下していくのは御分かりだと思います。
反射神経も鈍くなってきますし、視覚で状況が把握できたとしても身体が動きの変化に対応が出来なくなってしまいます。
そこで、日常生活が苦痛と感じてしまわれない様に行うのが 生活環境に対するリフォームになります。
・ドアの開閉が重たく感じてしまわれる状況ならば 開きドア→バリアフリー引き戸へリフォームする
であったり、ドアノブを握り錠→レバーハンドルへ変更するだけでも日常負担が軽減されます。
(握力が低下してしまいますと握る動作の負担が大きくなる為です)
・小さな段差に関しても日常的な怪我の危険要因となります。
高齢の方になりますと、日常歩行的には摺り足歩行になりがちになってしまいます。
内部床の段差は限りなくフラット(段差0㎜)が理想ですが、
出来れば段差が5㎜以下に抑えられるように考えていきます。
中途半端な段差(1cmや2cm)は逆につまづき、転倒易くなりますので注意が必要です!
床材もクッション性のある床材にリフォームするのも効果的ですね。
階段に関しても緩やかな階段に架け替えるであったり、
既存の階段にノンスリップと言われます後付けの滑り止めの取付をするのも
少額費用で行えます費用対効果が大きい内容になっています☆彡
・寒さ対策も重要になってきます。
御高齢の方はどうしても新陳代謝が低下してくる関係上、基礎体温も0.2度~0.4度ほど下がってきてしまいます。
基礎体温が低下してしまいますと外気の温度変化に対する身体の影響も大きく変わってきてしまいます。
免疫力も低下してしまいますので、日常的にも出来るだけ温度変化のない室内環境で生活されるのが望ましいです。
特に冬期ではヒートショックによる高齢者の死亡が社会問題となっています。
毎年10月以降よりヒートショックによる死亡者数が増えていき年間約18000人以上と言われており、
これは交通事故での死亡者数の約4倍にもなると言われています。
逆をいえば、この問題の対策を講じる事で高齢者の方をヒートショックから守れることが可能だということです。
国もこの問題をしっかりと認識していますので、医学と建築の双方で住宅の現状研究が行われ、
最近の住宅の断熱性や気密性が向上して来ている背景には低炭素社会実現と合わせて国がバックフォローしている
事が要因になります。
大切な家族が守れるかもと考えると、洗面脱衣場に暖房機を1つ設置するのは安いと考えないでしょうか?(._.)
リフォームでも壁や天井・床下の断熱材充填や内窓設置による断熱リフォームを行うのも効果大です!
住む方が快適に安全に過ごして頂けるのが、一番だと私自身も感じております。
その為に、私たち建築技術者と建設会社が存在致します。
・弊社にも常にお客様の事を考え、間取り図面を作成させて頂いております頼もしい設計スタッフが在籍しております。
・最新の建築トレンドを察知し、お客様の御要望を叶える為に全力を尽くすインテリアコーディネーター☆
・お客様の為なら一心不乱に突き進む営業スタッフ
・お客様の資料準備や電話対応窓口に御対応させて頂いております事務スタッフ
常にお客様第一に考えています素晴らしい社員メンバーです。
今回の私のブログ投稿を通じて、弊社にお声かけて頂けますキッカケになります事を是非とも願っております。
私のブログ投稿は以上となりますm(__)m
最後までご覧頂きまして有り難うございました。
see you again !