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COLUMN

見積書に「一式」が多いとき、何を聞けばいいか

新築でもリフォームでも、相見積もりを取られる方は多いと思います。

そのとき、金額を並べる前に見ていただきたいところがあります。「一式」という書き方がどれだけ並んでいるかです。

「大工工事 一式」では、範囲が分かりません

見積書にはよく、こういう行が並びます。

「大工工事 一式」「電気工事 一式」「内装工事 一式」

工事の性質上、一式と書くほうが適切な場合もあります。ただ、これだけではどこまでやってくれるのかが分かりません。

同じ「電気工事 一式」でも、配線の引き直しまで入っている会社と、器具を付け替えるだけの会社があります。金額に差が出るのは当然ですが、見積書の上ではどちらも同じ1行です。

比べるときは、数量、施工範囲、使う商品、仕様まで書かれているかを見てください。詳しく書かれている見積書は、それだけ契約前に中身を詰めているということでもあります。

分からない行は、遠慮なく聞いてください

「この一式には、どこまで入っていますか」

この一言を聞くだけで、かなり分かります。すぐに答えが返ってくるか、あとで確認しますと言われるか。答えにくそうにする会社があれば、それも判断材料になります。

相見積もりは2〜3社で足ります

社数を増やせば増やすほど良い、というものではありません。

会社ごとに現地を見てもらい、要望を一から説明し、出てきた見積書を読み込む。5社、6社と増やすと、比べること自体が大きな負担になります。そのうえ会社によって提案が違ってくると、今度は「どれが正しいのか分からない」という状態になります。

ホームページや施工事例を見て候補を絞ってから、2〜3社にお願いする。比べる相手が少ないほうが、中身をしっかり読めます。

言われたとおりに見積もるだけなら、どこでもできます

ご要望をうかがって、そのとおりに数字を出す。これはどの会社にもできます。

差が出るのは、その先です。「この間取りなら、こちらのほうが暮らしやすくなりませんか」「ここは、お金をかけなくても大丈夫です」「逆にここは、今やっておいたほうが後で楽です」。

こうした話が出てくるかどうか。見積書の金額には表れませんが、住み始めてからの満足度は、ここで大きく変わります。

まとめ

見積書の中身の見方については、別の記事に書きました。あわせてご覧ください。

リフォームの見積で、つまずきやすい5つのこと

相見積もりで大事なのは、いちばん安い会社を探すことではありません。希望している工事を、適正な価格で、きちんと形にしてくれる会社を見つけることです。

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