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注文住宅のコンセント失敗例&失敗しないためのポイント

2019.06.20

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今回のテーマは、「注文住宅でありがちなコンセントの失敗」です。

ロイマガで以前発表した【注文住宅の失敗ランキング】で、「配線の失敗」は堂々の2位。
つまり多くの人が、完成した注文住宅に住みつつも、コンセントに関する不満を持っているわけです。

ここでは、その具体的な失敗例について、また失敗しないためのポイントについてまとめてみました。

■コンセントの位置が悪かった

「タンスや本棚を置いたらコンセントが隠れてしまった」
「家電を置いた場所からコンセントが遠い」
注文住宅が完成してから、以上のような失敗に気づくというケースが見られます。
特に、後者のような失敗は、のちのちまで生活に悪影響を及ぼすので注意が必要です。

たとえば、ほかの家具・家電を邪魔しない位置に加湿器を置いてみたら、ちょうどいい位置にコンセントがなかった、というケースがあったとしましょう。
仕方がないので延長コードを床に這わせ、いちばん近いコンセントにコードを差し込んで一応は一件落着……と思われるかもしれませんが、床を這うコードは場合によっては危険です。
うまく壁際に這わせることができればいいのですが、そうでない場合には子供が足を引っかけて転倒し、ケガをしたりすることが考えられます。

■コンセントの数が足りなかった

具体的な失敗例としては、「テレビ裏のコンセントが足りない」といったケースが挙げられます。
テレビ本体に加えて、DVDデッキや複数のゲーム機、ケーブルテレビのホームターミナルなど……ご家庭にもよりますが、テレビを使いこなすためにはさまざまな機器用のコンセントを用意する必要があります。
しかし注文住宅を建てる前の段階ではそこまで頭が回らず、結局は数が足りなくて危険なタコ足配線になってしまう、ということがあります。

そのほか、「掃除機を使うためのコンセントの数が足りない」というケースもあるようです。
「この部屋はコンセント1個でいいだろう」と思っていたら、掃除機が隅のほうまで届かず掃除が毎回面倒になってしまった、という失敗談が聞かれます。

■失敗しないためのポイント

○設計図に家具を描き込む

注文住宅を建てる前の設計段階では、家族の“理想の間取り”を反映した設計図を作成します。
ここに、あらかじめ必要な家具・家電を描き込んでみましょう。
「ここには棚を置くから、後ろの壁にはコンセントが付けない」
「この部屋には家電をいくつか置く予定だから、コンセントを多めに設置しなければ」
以上のようなことが一目瞭然になり、「コンセントの位置が悪い」という失敗を防ぐことができます。

○「理想の数」を基準に考える

コード付きの掃除機で家の中を掃除することを考えたとき、コンセントの理想的な数は「2畳につき1個」といわれています。6畳の部屋には3個、10畳の部屋には5個というわけです。
これを基準にして、必要なコンセントをあらかじめ押さえておくのも方法のひとつといえます。

いかがでしょうか。
コンセントは、私たちの生活になくてはならない電気を供給するために必要不可欠な存在です。
失敗して生活が不便なものになってしまわないよう、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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