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注文住宅の「契約」の流れを解説!“理想の家”を建てるための手続きについて

2019.08.01

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今回は、注文住宅を建てるために必要不可欠な「工務店との契約」について解説します。

一口に「契約する」といっても、「契約書にハンコを捺して終了」といったものではありません。
じっくり時間をかけて、「仮契約」→「本契約」という流れで進めていく必要があります。
以下、具体的にまとめてみたので、ぜひチェックしてみてください!

■「仮契約」前後の流れ

仮契約とは、注文住宅の建築を担う工務店を選び、具体的な作業を依頼することを指します。
複数の工務店を比較検討して、1社を選ぶのが一般的です。
モデルハウスを見学したり、希望の間取りや設備を伝えて見積を依頼したりして、自分たちにとって“理想の家”を建ててくれるであろうと思われる工務店を選びます。

ところで、「“仮”契約」というと、何となく「ラフな契約」のような感じがあるかもしれません。
しかし、注文住宅を建てる場合はこの段階で「申込金」が発生します。
また仮契約後、工務店は具体的なプランを立て、依頼者の希望も取り入れつつ設計にも着手します。
つまり、この段階で注文住宅を建てるための作業は本格化していくわけです。

仮契約と本契約とは、ほぼセットであるといっても過言ではありません。
しっかり比較検討したうえで、お任せできると確信できる工務店を選びましょう。

■「本契約(建築請負契約)」までの流れ

仮契約後は、建てる予定の注文住宅についてより詳細な事柄を決定していきます。
住宅の間取りや設備、費用に関して細かく決め、予算内で“理想の家”が建てられることを確認します。
この段階で、契約書をはじめとする書類を取り交わして工務店と「本契約」を結びます。

本契約で交わされることになる書類には、さまざまなものがあります。
たとえば、
・工事請負契約書
・工事請負契約書約款
・実施設計図&仕様書
・見積書
といったものが挙げられます。

いったん契約が結ばれてしまうと、基本的には後戻りできないので要注意です。
たとえば、本契約の前後には、検査機関が建築基準法をもとにして設計図の一部をチェックする「建築確認申請」が行われますが、いったんOKが出れば間取りの大幅な変更ができなくなります(正確には、変更は可能であるものの再び手続きを繰り返す必要があり、時間も手間もかかります)。

ちなみに、住宅ローンを活用する場合には、この時期と前後して手続きを開始することになります。
いろいろな書類に目を通したり、署名したりと大変ではありますが、工務店から提示される上記のような書類はじっくり読み込み、内容を詰めておくことが欠かせません。

とはいえ、焦ることはありません。
いちばん大切なことは、あなたとあなたの家族が“理想の家”を手にすること。
一歩一歩、ゆっくり時間をかけて手続きを進めていきましょう。

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