注文住宅のベランダで失敗・後悔しないためのポイント

このエントリーをはてなブックマークに追加

今回は、「ベランダの設計で失敗しないためのポイント」をテーマにお届けします。

一般に、洗濯物や布団を干すスペースとして利用されているベランダ。
人によっては家庭菜園のため、あるいは屋外で食事をするために利用することもあるでしょう。
また、エアコンの室外機を置くスペースとして活用している家も多く見られます。

このように、さまざまな用途のあるベランダですが、安易に設置するのはNG。
実際に暮らし始めてから、「失敗したなあ……」と後悔することになりかねません。

では、一体どのような失敗が考えられるのでしょうか。
以下、注文住宅のベランダ設計で失敗してしまった例をいくつかまとめてみました。
また失敗例を踏まえたうえで、ベランダ設計で失敗しないためのポイントについても触れています。

■ベランダに関する失敗例

【例1】「思っていたほど広くない」

ベランダにまつわる失敗例として、圧倒的に多いのがこちら。
ハウスメーカーと話し合っていた段階では十分な広さを確保できるはずだったのに、いざ実物を見てみると想像以上に狭い、というケースです。
1回に干せる洗濯物・布団の量が想定よりも少なくなったり、一家団らんのひとときを過ごせるほどのスペースがなかったり……といった事態を招きかねません。

このような事態を招く原因として考えられるのが、外壁や手すりの厚さです。
これらの厚みを考えずに間取りを決めてしまったことで、実際は厚みの分だけ利用可能スペースが狭まってしまった、というケースが多いようです。

【例2】「もっと長さor奥行きを取ればよかった」

間取りを決めている段階では「これだけの広さがあれば十分だろう」と思っていても、実際に使ってみるとスペースが足りず、作業量が限られてしまうケースです。

・洗濯物を干しただけでベランダが埋まってしまい、他の作業がしにくい
・ベランダの長さが足りず、1回に2枚以上の布団を干せない

など、さまざまなお悩みの原因になってしまいます。

【例3】「水道を設置すればよかった」

ある程度の期間、ベランダを使ってから気づく失敗例がこちらです。
室内と違い、ベランダは常に外気にさらされています。
そのため、ホコリやゴミが溜まりやすく、簡単に汚れてしまう点に注意が必要です。
しかし、間取りを決める際に水道を設置していないと、ベランダに水を撒くことさえ苦労することでしょう。
結果的に手入れが行きわたらず、どんどん汚れがひどくなってしまう……というケースが多いようです。

■ベランダで失敗しないためには

上記の失敗例を踏まえたうえで、どのような点に注意してベランダの設計・間取り決めを進めていけばいいのか、見てみましょう。

【注意1】用途に合わせて適切な広さを確保

ベランダの用途はさまざま。
その中で、設置する目的に合わせた広さを確保することが失敗しないためのポイントです。

たとえば、「洗濯物を干すこと」を目的にベランダを設置する場合、一人暮らしの方であれば50~70cm四方の広さでも十分でしょう。
しかし、家族がいる方は、人数や1回の洗濯量に合わせて広さを確保する必要があります。

またベランダで食事をしたい場合、当然テーブルや椅子を置けるだけのスペースを確保することが必要です。
一般に奥行きが130cmもあれば「広いベランダ」とされますが、食事をするとなれば150cm以上の奥行きを確保したほうが無難です。

そのほか、ガーデニングや家庭菜園をしようと考えている場合は、食事をする場合ほど奥行きを取らなくていいにしても、120cm前後の奥行きを確保することをおすすめします。
また、おそらく普段は洗濯物を干すスペースとしても利用することになると思われます。
この場合、置く鉢の数や植物の背丈などを考慮し、邪魔にならない程度の広さを確保しましょう。

以上に加えて、エアコンの室外機をベランダに置く予定の方は、さらにその分のスペースを確保することも忘れないようにしましょう。

【注意2】水道を引いておく

定期的に手入れをする必要があるベランダには、水道を引いておくことをおすすめします。
ベランダでガーデニングをする予定の方であれば、水やりのために水道をあらかじめ引くかもしれませんが、そうでない方は見落としがちなポイントです。
わざわざ洗面所や浴室で水を汲み、ベランダまで持ってくる……といった手間はなるべく省きましょう。
仮に、何かしらの理由でどうしても水道を引きたくない場合は、洗面所や浴室をベランダの近くに配置することをおすすめします。

■まとめ

いかがでしょうか。
今回はベランダの設計で失敗しないためのポイントをまとめました。

上記のポイント以外にも、「日当たりの良さ」を意識することをおすすめします。
以前、当コラムでも「ベランダとバルコニーの違い」について解説しましたが、ベランダとは“屋根がある屋外スペース”を指します。
雨の日でも洗濯物を干せるというメリットがある反面、バルコニーに比べて採光の面で劣りがちです。
設計の段階で南向きにするなどして、日当たりを良くするといいでしょう。
これからベランダの間取りを決める方は、ぜひ参考にしてみてください!

最新の記事はこちら

新築・注文住宅だけでなく
店舗やリフォームもロイヤル住建へ

オスカー認定

京都の優良中小企業が、京都府から受けられるオスカー認定というものに、当社が選ばれました。「一次審査(書類審査)及び認定審査(「オスカー認定審査委員会」におけるプレゼンテーション審査)の2段階の審査を行います。下記リンク先の視点から審査を行い、経営革新による企業価値の創出・向上が図られ、持続的に成長が期待される企業について「オスカー認定審査委員会」がオスカー認定を行います。

※オスカー認定京都で、年に10社ほどしか選ばれず、狭き門となっており、工務店という業種では弊社が初めてになります。