「おとうさん、今日は雪が降ってるよ!」
自分を見つけて、嬉しそうに駆け寄ってくる息子。
おいおい、裸足で出ていったらだめだぞ。
この家に越してきてから、息子は一段とやんちゃになった。
外で遊ぶ可愛い笑顔を眺めながら、
ぼーっと、過去に想いを馳せる。
この子のためなら、どんなこともしてあげたい。
ミルクを飲む小さな手を握りながら、
そう誓った4年前が懐かしい。
動き回るようになった時には、
床のほこりを食べてしまうんじゃないか
って、気が気じゃなかったっけ。
「この子のときは、その心配、ないな」
妻の大きなお腹をさすりながら、微笑んだ。
子供の健やかな成長を願う親心。パパ・ママ視点で“家”を考えたら、たくさんのことに気付きました。例えば、排気口の位置。従来は天井付近が一般的ですが、床付近に多く溜まるアレルゲンを出来る限り排出するために床に排気口を設置。子供に綺麗な空気を届ける仕組みを創りました。大人のからだでは何ともなくても、小さなからだには大きな影響があるかもしれない。私たちは、一つひとつの問題に、概念にとらわれず向き合います。空キレイズムの家は、子供の健やかな成長を願う家です。