ご無沙汰しております、ロイヤル住建の坂口です。
本格的に寒くなり、今年もあと一ケ月となりました。一年が瞬く間に過ぎ去っていくと良く耳にすることがあると思います。
私自身も学生時代に比べると一年の体感は4ヶ月ぐらいの体感になっているような気がします。
友人や親兄弟にもこういった話をすると「それは歳をとったから」「毎日が充実しているから」とよく言われます。
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少し面白い記事をネットで見つけたので、今日は『時間』についてお話をさせて頂きます。
人間の脳の構造は同じ時間であってもアクションの多い物を短く感じる性質があるようです。
例えば10秒間で5回しか縄跳びを飛ばない人と10秒間で15回縄跳びを飛ぶ人を見比べると。
脳はおのずと回数の多い方を時間が短いと判断するようです。
充実時程錯覚 ←動画
こちらの動画では同じ時間でドリブルをするというものですが、ほとんどの方が早くドリブルをする方を長く感じたのではないでしょうか?
人が速度の速いものほど時間を長く、速度の遅いものほど時間を短く感じる感覚を「充実時程錯覚」と呼ぶそうです。
全く同じ時間でもその間に経験する出来事が多ければ多いほど、その時間が長く感じるということは、科学的に証明されているそうです。
私たちは、大人になると時間に追われることが多くなります。それは、大人になると仕事で成果・結果を出すことが求められ、
アウトプットを続けることが多くなり、よってインプットの機会も少なくなってしまいがちになるからです。
逆に子供の頃は、経験する多くの出来事が新鮮に映り、様々なことを吸収することができき、こうした子供のときの記憶は、
大人になっても長い時間に感じられることが多いそうです。
それは、何歳になっても“新しい経験”をすることが重要だそうです。脳科者の茂木健一郎氏によると、
「発見が多いと、時間が経つのが遅く感じる」とのことです。また今まで行ったことのない場所に行ってみたり、
初めて会う人と話してみるのも、時間を長く感じるのに効果的だそうです。いつもと視点を変えて、
自転車で走っている道を歩いてみるのもいいかもしれません。1週間があっという間に過ぎることに対して、
悪い印象を持つ人は少ないでしょう。むしろ“毎日充実している”と、良い印象を持つ人が多いのではないでしょうか。
しかし、「時間の流れが早い」と感じることは、最近「新しいことに挑戦していない」というサイン。
自分にとって本当に充実した時間を過ごすため、「1週間長かった!」と思えるような時間の使い方を、ぜひ考えてみるのは如何でしょうか。