皆様ご無沙汰しております、ロイヤル住建の坂口です。
大きな台風が日本列島を縦断しましたが、皆様何かお困りのことは起きておりませんでしょうか?
もし、何か御座いましたら些細なことでも結構ですので、当社までご連絡下さい。すぐにお伺いさせて頂きます。
気密レベル 0.36cm/㎡ まで引き上げると、大気圧、風圧、温度差による換気がゼロになるデータが出てますので
台風がきても不気味な風が抜ける事がありません。
目次
前回住宅ローンの金利のお話をさせて頂いたと思いますが、本日は頭金についてお話をさせて頂こうと思います。
このお仕事をしていると、当然と言えば当然なのですが、様々な理由で住宅購入を断念、もしくは一時保留されるお客様がおられます。
その中の一つで、「頭金をもっと貯めてから住宅を購入しようと思います」と、言われることがあります。住宅購入をする際に頭金を入れて、
住宅ローンの借り入れを少しでも減らすのが目的で言わるのだと思うのですが、実はここに大きな落とし穴が存在します。
現在『持家』・『実家に同居』等の家賃が発生していない状況での頭金の貯蓄については、ローンの借り入れを減らす事も出来ますが、
家賃が発生しているマンションや貸家にお住まいの方には家賃自体が非常に大きな足枷になってしまっている
ことを認識して頂く必要があります。
例えば家賃8万円の賃貸にお住まいの場合、約2850万円の住宅ローンを借り入れしているのと同じ月々の支払い状況となります。
更に、住宅ローンの金利は平均して1%を切る低金利ですが、家賃に関しましては100%が利息となります。そうなりますと、
もし家賃を払いながら月々の頭金を貯めるのであれば、相当高額な借り入れをしているのと同等の支払条件になってしまうのです。
100%掛け捨ての賃貸にお住いの方は、言い方を変えれば非常に贅沢な居住費の使い方をしてしまっているということになります。
色々なご意見や考え方があると思いますが、総合的に判断すると賃貸>分譲マンション>土地付一戸建ての順で居住費の負担割合が高いと考えられます。
ローンの支払い金額も大事な部分ではありますが、最も重要視して頂くことは如何に早く居住費を下げることが出来るのかと、
総トータルでの支払金額を今一度確認して頂くことが大事だと私は考えています。
次回につきましては、不動産を購入した後に掛かる月々のランニングコストについてお話させて頂きます。
また、こんな話を聞いてみたい等の意見が御座いましたら気軽にメール頂けましたらお話させて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!