憧れのマイホーム。
特に「希望をたくさん詰め込みたい!」と考えている方は「自由設計」や「注文住宅」というキーワードに注目しているのはないでしょうか?
ところで、「自由設計」と「注文住宅」……どちらも「自分の好きなように住宅を設計できる」というイメージがあるかと思いますが、実は似て非なるものです。
「自由だと思っていたのに!」
というトラブルにもなりかねないので、ここでしっかり自由設計と注文住宅の違いを理解しておきましょう。
注文住宅は、言うなれば「すべてが自由な住宅」です。
土地と建物の販売元が別々であるため、建築業者を自分で選ぶことができます。
そして設備についてもメーカーの指定がありません。
すべて自由に選ぶことができるので、外観から間取り、設備すべてが選択可能。思い通りの住まいを実現できます。
自由設計は、「建売住宅」の間取りを自由に変更できることを指します。
建売住宅とは、すでにハウスメーカーが設計して建てた住宅を土地とともに購入するというもの。
いわばハウスメーカーの設計に合わせて生活を営む必要があるわけですが、自由設計の場合は間取りを自由に決められるので家族の意思を反映させることができます。
ただし、「自由」とはいえ、注文住宅に比べると制限があります。
当然ながらハウスメーカーを指定することはできません。
また、設備についてはハウスメーカーが指定したものから選択することになります。
つまり、「キッチンはこのメーカーのもので、浴槽はこのメーカーのもの」といった選択はできません。
たとえば、カフェでカフェラテを注文したときにミルクとコーヒーの比率を変更することはできても、ミルクの製造元を指定できないのと同じことです。
建売の物件を買うよりも自由度が高く、希望どおりの間取りの家を実現することが可能です。
そして、注文住宅よりも価格が抑えられるのが最大の魅力といえるでしょう。
建売住宅と比べても、その差は200万円にとどまるといわれています。
しかし、上述したように設備の指定に制限があるほか、自由設計にはもうひとつ大きなデメリットがあります。
それは、「限られた時間で打ち合わせをしなければならない」ということ。
理由は「自由設計として販売できる期間」があるからです。
実は、住宅を自由設計として販売できる期間は約2ヶ月と決まっています。
つまり、その2ヶ月の間に打ち合わせをして、間取りを決定しなくてはなりません。
ときには書面でのやり取りになる場合があるため、のちのち「イメージと違う」などのトラブルが発生する場合もあります。
こうしたトラブルにならないようにするため、ハウスメーカーを選ぶ際は過去の施工例写真だけで確認するのではなく、実際に似た坪数のモデルハウスや、希望に近い間取りのモデルハウスに足を運ぶことをおすすめします。
メリットはなんといっても「思い通りの家ができること」です。
家族の趣味やライフスタイルを反映させた家づくりができるので、世界にひとつの家が完成します。
たとえば、「壁を取っ払って家族の笑顔が集まる家」「ペットとの共存」などのテーマ性を持たせることも、注文住宅であれば実現可能です。
その反面、自由であるがゆえ「こだわりすぎて価格が高くなってしまうこと」がデメリットになります。
とはいえ、この点については建築業者と相談することで解消できる場合もあります。
建築業者は家づくりのプロですから、予算の調整をするだけではなく、専門知識を利用して代替案を提示してくれることもあります。
こだわりたいことに優先順位をつけておくことがポイントです。
「設備にこだわりはないけれど、とにかく間取りにはこだわりたい!」という方。
そして、「間取りはこだわりたいけど、価格は抑えたい」という方には自由設計がおすすめです。
ただし、書面でのやり取りが苦手な方や、施工前の打ち合わせに参加するのが難しい方には不向きだといえるでしょう。
「間取りだけではなく、設備にもこだわりたい!」という方や「快適に住みながら省エネ対策もしたい」など、ワンランク上の家を目指したい方には注文住宅がおすすめといえます。
ちなみにロイヤル住建は、ワンランク上の注文住宅を実現するために全力を注ぎます。
たとえば、当店独自の換気システム「空キレイズム」を採用しています。
冬は家中ぽかぽか暖かく、夏は快適。エアコンの使用を抑えられるので、省エネ対策もバッチリです。
また、新鮮な空気を取り込む空間が実現するため「部屋干し」でも洗濯物が臭くなりません。天候に左右されがちな洗濯が365日できるようになることで、家事の効率も良くなります。
注文住宅をお考えの方は、ぜひご相談ください。