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断熱材を水に浮かべる実験 【実験画像】

2017.03.05

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こんにちは!

花粉が何やら飛んでそうな気配です

 

さて、フェノバボードという断熱材がありまして、

これが国内最高クラスの断熱性能を誇ります。熱伝導率は0.019w/m・k

この数字が小さいほど熱が伝わりにくい事になります。

ちなみに、熱が伝わりやすいもので金属の銅 これは370W/m・kになりますので、フェノバはすさまじく熱が伝わりにくいという事になります。

しかし断熱材というのは濡れたり、中で結露してしまうと当然に性能が落ちてしまいます。

ところがこの断熱材は透湿抵抗も優れているようで、ある一定条件で防湿工事を必要としないことになってます。

 

そこで、このフェノバボードを水に浮かべてみることにしました。

この断熱材、すこぶる水に弱いとメーカーも言っていたのですが、無視します。

紙が貼っていない部分は必ず水に濡れないようにする必要があるのですが、あえて無視します。

水に濡れないようにと注意事項が書いてありました。(湿気はどうなんでしょうね?)

さて、24時間後を見てみます

紙はめくれてきました 水に浸かってる部分なのでこれは致し方ないかな

写真を見る限りでは、濡れていないように見えますが、サーモカメラで見てみました

なんと 切り口は見事に水が浸食していました  水に浸かっているところはわかるのですが、上側も徐々に濡れてきているのがわかりますが

これは反対側の面から上に水が廻り、濡れてきています

 

こんな感じです

中はどうなっているのかなーと思い、切ってみました

中の中までは濡れていませんが四方からじわーーっと濡れてきているのが分かります。

切り口というか、木口が非常に弱い事がわかります

通常施工では、もちろんボード同士のジョイントは気密テープをはる事になってるようですが、

水蒸気はとても小さな大きさなので、どこから入るがわかりません。

気密テープにも経年変化はあるでしょうから

 

これを目の当たりにしてしまうと、一定条件をクリアしてても、気密工事を省くのはいささか疑問に思ってしまいますね

という事で、

引き続き水につけようと思います(笑)

 

今のところの結論は、やっぱり気密工事は断熱工事とは別に考えるべきです

 

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代表取締役 岡田 正幸

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