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おすすめ廃墟スポット~ラピュタの世界~5選!

2022.08.26

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こんにちは/

ブログでは、はじめまして!建設部インテリアコーディネーター、廃墟好きの池田です。

気がつけば8月も後半。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

私はお盆休みを利用して、奈良・和歌山の廃墟スポットへ行ってきました!

そこで今回、私が訪れたことのある、おすすめ廃墟スポット~ラピュタの世界~5選!をご紹介したいと思います!

 

1.目次

1. 北沢浮遊選鉱場跡(新潟県)

2. 友ヶ島(和歌山)

3. 大谷石地下採掘場跡(栃木県)

4.長崎魚雷発射場跡(長崎県)

5.軍艦島(長崎県)

番外編 旧奈良監獄(奈良県)

番外編 旧近江水力電気姉川発電所跡(滋賀県)

 

1.北沢浮遊選鉱場跡(新潟県)

黄金の島に眠る美しき廃選鉱場
新潟県佐渡市相川北沢町3-2

かつて新潟県相川町で稼働していた、佐渡金山の選鉱所です。日本で最初に金銀鉱石の浮遊選鉱法を採用し、昭和11年に工場建設に着手、
その後大増生産計画に伴って設計を変更し完成しました。
施設完成後の鉱石処理鉱量は、1ヶ月5万トン以上に達し、この設備の規模は「東洋一」とうたわれました。

チェック︎>
佐渡金山は世界遺産登録への推薦で話題になりました。想像よりも迫力があって圧倒されます。
佐渡ヶ島まではフェリーが出ています。佐渡島には他にも見所が沢山あるので、是非一度訪れて頂きたいです!

 

2.友ヶ島(和歌山)

紀淡海峡に浮かぶ南国の別天地
和歌山県和歌山市

友ヶ島は、黒船来航の頃から大阪湾を守る要衝とされ、紀州藩は幕命により友ヶ島奉行を置きました。
明治時代になるとさらにその重要性が高まり旧陸軍により由良要塞の要所として大規模に整備されました。
大きな大砲を島内のあちこちに備え、約600人の兵隊が駐屯する要塞となり、第2次世界大戦が終わるまで一般人の立ち入りができませんでした。

チェック>︎
砲台跡を巡るには、舗装されていない山道を登る必要があります。私のように体力に自信のない方はそれなりの覚悟と、
過ごしやすい時期に訪れる事をオススメします!

3.大谷石地下採掘場跡(栃木県)

地下神殿を彷彿とさせる採掘場跡
栃木県宇都宮市大谷町909

1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて、 大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間です。
戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用されました。一般の人々の目に触れることなく
「未知なる空間」と呼ばれた、地下採掘場跡。その広さは、2万平方メートル、深さは、30mにもおよびます。
石肌には、手堀り時代のツルハシのあとが残り、ずっしりと年輪の重さを感じさせ、
地下の巨大建造物を思わせる景観は、この地ならではの圧巻です。

チェック>
廃墟とは違うかもしれませんが、、ラピュタのポムじいさんがいる洞窟です笑
巨大な地下空間は圧巻!アート作品が展示されていたり、見所満載です。私が訪れたのは春でしたが、中はひんやり肌寒いです。

 

4.魚雷発射試験場跡(長崎)

戦時から現代までの時の流れを感じる空間
長崎県東彼杵郡川棚町三越郷150

1918年(大正7年)に建設され、佐世保海軍工廠や川棚海軍工廠で作られた魚雷の性能試験が行われた場所。
当時、魚雷発射試験場では、佐世保海軍工廠や三菱長崎兵器製作所で製造された魚雷の発射試験が行われ、
魚雷の最終検査や調整などをしていたのではないかと言われています。また、魚雷発射の状況を記録・確認するための観測所跡も残っており、
ここで合格となった魚雷が佐世保鎮守府に送られていたようです。

チェック>︎
ボランティアの方が歴史についてお話しをして下さいます。朽ちていく建物の中に大きな木が1本。
屋根はなく、木だけが成長している様は歴史の重みを感じます。

 

5.軍艦島(長崎県)

明治日本の産業革命遺産
長崎県長崎市

最盛期の昭和35年(1960)年には約5300人もの人が住み、当時の東京都区部の9倍もの人口密度に。
島内には小中学校や病院などが完備され生活を全て島内で賄うことができ、映画館やパチンコホールなどの娯楽施設もそろっていました。
端島炭坑の石炭はとても良質で、隣接する高島炭坑とともに日本の近代化を支えましたが、
主要エネルギーが石炭から石油へと移行したことにより昭和49(1974)年に閉山。島は無人となりました。

チェック︎>
恐らく一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。高速船で向かいますが、波の関係で島に上陸するには運も必要⁉︎です。
潮風にあてられたコンクリート造の建物がいかにもろいか、実感することができます。

 

番外編1.旧奈良監獄(奈良県)

奈良県奈良市般若寺町18

江戸時代からの奈良奉行所の流れを組みながらも、司法の近代化を掲げて造られた「明治五大監獄」として、唯一原形を保っています。
数多くの受刑者と、彼らの更生を見守ってきたロマネスク様式のれんが建築は、竣工から100年あまりの時が過ぎた現在もなお、
その威厳と美しさが衰えることはありません。

チェック>
建物内の見学は決められた日程のツアーでのみ可能です。9月・10月に見学ツアーが開催されるようです!
今回は外から眺めただけですが、レンガ造りの建物は圧巻でした。ホテル計画の予定もあるそうですよ。

 

番外編2. 旧近江水力電気姉川発電所跡(滋賀県)

滋賀県米原市吉槻

姉川発電所は大正6年に近江水力電気株式会社によって建設・運営された水力発電所で、県下で2番目に運用開始された発電所でした。
大正10年、運用をしていた近江水力電気株式会社は宇治川電気株式会社に吸収合併。
昭和15年に運用開始された伊吹発電所により昭和19年に姉川発電所は廃止されましたが、
煉瓦造の発電所建屋は現在も山中に埋もれる形で残されています。

チェック>
道路からは全く見えません。さらにはここへ辿り着く道もありません。(川を渡ると辿り着けます)
森の中に入るとと突如現れる、レンガ造りの建物。どこか違う世界へ来たような感覚に陥ります。

いかがでしたか?
廃墟好きではない人も訪れてみたくなって頂けたでしょうか?
日本、世界にはまだまだ訪れたい廃墟がたくさんあります!
おすすめがありましたら、是非、池田までご連絡お待ちしております。

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