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同居する?分離する?「二世帯住宅」の間取りについて

2019.09.09

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今回のテーマは「二世帯住宅の間取り」です。

旦那さんや奥さんの両親と暮らしをともにする「二世帯住宅」は、高齢化が進み、共働き家庭が増えている今、新たに見直されつつある家のあり方です。
「高齢の両親が心配」
「夫婦2人では家事・育児に手が回らない」
そんな問題を解決することができます。

ここでは、そんな二世帯住宅の間取りについてまとめてみました。
これから建てる注文住宅を二世帯住宅にしようと考えている方は、ぜひチェックしてみてください!

■どれを選ぶ?二世帯住宅の間取りのタイプ

「二世帯住宅=親世代と子世代の二世帯がひとつの住宅で暮らす家」
そんなイメージを持つ方がいらっしゃるかと思いますが、それは“タイプのひとつ”に過ぎません。
現在では、以下のような選択肢があります。

1.分離型

ひとつの土地に、隣り合わせに別々の住宅を建てる。そんなタイプの二世帯住宅です。
「それぞれの生活に干渉したくない/されたくない」
「でも目が届く距離で安心して暮らしたい」
そんな場合におすすめといえます。

2.同居型

ひとつの土地にひとつの家を建てる、従来のイメージ通りのタイプです。
世帯間の関係が良好な場合には、こちらがおすすめといえます。
家事や育児を互いにサポートし合いつつ、暮らしを営むことができるでしょう。

3.中間型

分離型、同居型のちょうど中間といえるタイプの間取りもあります。
1軒の家で2世帯が暮らしを営みつつ、キッチンや風呂場といった混雑しがちな設備のみ、世帯ごとに分けるタイプの間取りです。
「もしものときに頼りたいし、頼られるのもいいけれど、四六時中生活に干渉されたりするのはちょっと……」
そのような場合に、まさにうってつけといえるでしょう。

■「中間型」はどこまで「共有」する?

上記の3パターンのうち、「中間型」はいちばん便利なタイプであるといえます。
各世帯のプライバシーを守りつつ、何かあった際にはすぐに支え合うことができます。

代表的な間取りは、2階建てにして各階に各世帯の居間やキッチン、風呂場などをひとつずつ設置するというものです。たとえば1階に親世帯、2階に子世帯の「専用空間」をそれぞれ設けます。
階段を上り下りするだけで、すぐに駆けつけられるというメリットがあります。

とはいえ、すべての設備を2つずつ作るとなると、当然ながらその分だけコストがかかります。
資金に限りがある場合は、世帯間でしっかり話し合ったうえで「いくつかの設備を共有する」ということを考える必要があります。
特に費用が高くなりがちなトイレやキッチンなどに関しては、互いに歩み寄りつつ、共有できないかどうか話し合ってみることをおすすめします。

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