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「吹き抜け住宅」のメリット&デメリットを徹底解説

2019.12.10

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近年人気を高めており、数を増やしているのが「吹き抜け」のある住宅です。
1階から2階、あるいはそれ以上の階までが筒抜け状態になっており、開放感あふれる空間を演出してくれます。
しかしその一方で、デメリットや注意すべき点もいくつかあります。
というわけで、今回は吹き抜けのある住宅について、メリット・デメリットを中心にまとめてみました。

■吹き抜けを設けるメリット

①開放感が生まれる

吹き抜けを設けた場合のメリットとして、最も大きいのが「開放感のある空間を作れること」です。

そもそも、人が“狭い家”と感じる理由のひとつに、「天井の低さ」が挙げられます。
基本的に、どの部屋も四方をドアや壁で囲まれています。
それに加えて天井が低いとなると、どうしても圧迫感が生まれ、窮屈に感じてしまうことでしょう。
一方、吹き抜けのある家は、1階から数階上のフロアまでが連続した状態になるため、その分だけ天井は高くなります。
結果的に窮屈さを感じにくくなり、のびのびと過ごすことができます。

②採光性がアップ

吹き抜けの上部に大きめの窓を取り付けることで、採光性を向上させられるのもメリットのひとつです。
日光浴が健康に好影響をもたらすことは、科学的に実証されています。具体的にはビタミンDを多く作ったり、カルシウムの吸収を促進したりといった効果に期待できます。
これによって、「ケガのしにくい丈夫な体を作ることができる」あるいは「小さいお子さんの成長が促される」といった効果が得られやすくなります。
また、起床後に日光を十分に浴びることで体内時計が調整して生活リズムを改善することもできます。
室内の明るさが増すことで自然に心が晴れやかになり、ストレスの緩和に繋がる可能性もあります。

③家族とのコミュニケーションが増える

1階とそれ以外の階が天井で遮られている場合、家族間でコミュニケーションを取るためには階段を上るか下りるかして、ひとつの部屋に集まらなければいけません。
しかし、この手間を面倒に感じてそれぞれが自分の部屋やリビングに入り浸ってしまうと、家族間のコミュニケーションがおろそかになってしまいます。

一方、吹き抜けを設けている場合、1階と上階を繋げることができるため、階段を上り下りしなくてもある程度のやり取りや会話をすることができます。
結果、家族とコミュニケーションを取る機会が増え、円満な家庭を築きやすくなります。

■吹き抜けを設けるデメリット

①メンテナンスに手間がかかる

1階と上階が連続している吹き抜けは、どうしても掃除をする手間がかかってしまいます。
特に高い位置に取り付けた窓を掃除したり、照明を手入れしたりするとなると、そのたびに脚立やはしごを使って高所で作業をしなければいけません。
また、高さ次第では業者を呼んで手入れしなければいけない、というケースも考えられます。

②寒暖差が生じやすくなる

空気の性質上、温暖な空気は上に流れ、寒冷な空気は下に流れます。
吹き抜けのない一般的な部屋であれば天井がそこまで高くないため、温暖な空気と寒冷な空気がはっきり分かれることはないでしょう。
しかし、吹き抜けを設けることで高さが生まれると、温暖な空気と寒冷な空気の層がはっきり分かれやすくなります。
結果的に、上階ばかりが必要以上に暖かくなり、1階が冷え込みやすいという状態を招いてしまいます。
また、この問題を解消するために冷暖房を強めると、その分だけ光熱費がかかる点にも注意が必要です。

■吹き抜け部分にかかる費用は?

吹き抜けのある家を建てるとなると、当然その分だけかかる費用は高くなります。
一般に、吹き抜け工事の費用相場は2.0坪(約6.6m2)で100~150万円とされています。
ただし、これはあくまでも吹き抜けを設けるためだけの費用です。
各部屋のレイアウトを調整したり、そのレイアウトに見合った階段や手すりを設置したりとなれば、その分だけ出費はさらに増えます。

このように、吹き抜けのある家を建築する場合は、それなりの費用がかかることを念頭に置いておく必要があります。
吹き抜けのある住宅を希望される場合は、デメリットを最小限に抑えたうえで理想の快適空間を手に入れるために、吹き抜け工事に長けた信頼できる業者に相談するようにしましょう。

■ロイヤル住建におまかせ!

ちなみに、ロイヤル住建では吹き抜けのデメリット②をカバーするシステム「空キレイズム」を導入しています。
高機能な排気システムでスムーズに空気を入れかえ、爽やかに過ごせる住環境を実現する仕組みです。
また地中熱を活用することで、冬は自然に足もとから暖かく、過ごしやすい環境を作ることができます。
吹き抜けがあったとしても、夏も冬も快適な生活を営むことが可能となっています。
そのほか、エアコンに頼り過ぎない生活ができ、光熱費をしっかり抑えられる点も見逃せないところです。
「家を吹き抜けにしたいけど、不安」という方は、ぜひ一度ご相談いただければと思います!

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