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注文住宅あるある?予算オーバーした際の対処法について

2020.03.23

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家族の希望をたっぷり詰め込んだ、夢の注文住宅。
しかし工務店で見積もりをしてもらったら「予算オーバー」に直面することがあるかと思います。

というわけで、今回は予算オーバーのときに見直すべきポイントやワザをまとめてみました。

■設備のグレードを見直そう

○設備・機器のグレードを上げるのは後からでOK!

多くの方が、住宅の設備の中でも特にキッチン、トイレ、バスルームといった水回り部分にこだわります。
特に、主婦(主夫)の聖域ともいわれるキッチンにこだわる方が少なくありません。
グレードを上げ、細かくカスタマイズして“世界にひとつのキッチン”を考えている方が多いと思います。

しかし、たとえばキッチンのグレードを見直すだけで、50万円近くのコストダウンになる場合があります。
最近は、標準グレードの既製品でも立派に便利なキッチンとして使用することが可能です。
家を建てるときはひとまず標準グレードにしておいて、「あとで余裕ができたらリフォームする」という考え方で予算を組みなおしてみることをおすすめします。

○外構工事は必要最小限!

住宅のまわりの庭や駐車場・駐輪場、玄関まわりの構造物などの「外構」を作る工事は、
・必要最低限の工事のみを行う
・こまごまとした部分はあとからでも変更できる
以上を念頭に置き、シンプルな状態にしておけばコストダウンにつながります。

最近では、庭づくりのDIYも簡単に行うことが可能です。
柵を立てたり、家庭菜園を作ったり、時間を見つけて家族みんなで行うことでより絆を深めることができるというメリットもあります。

■小さいところからコストダウン

○壁の「仕上げ」を変更する

ここでいう壁の仕上げとは、住宅の内壁を仕上げる方法のことです。
たとえば、上品で重厚感のある雰囲気を演出できる「塗り壁仕上げ」は、工数や材料費が高くなりがちで、予算オーバーの原因になることがあります。
これを一般的な「クロス(壁紙)仕上げ」に変更することで、予算を抑えることが可能です。

最近のクロス(壁紙)には、性能の良いものが多数揃っています。
抗菌作用のあるクロスをリビングに、消灯すると絵柄が浮き出るクロスをこども部屋に……など、それぞれの部屋に合った物を選ぶ楽しみもあると思います。

○和室を削る

本格的な和室を作ろうとすると、洋室に比べて構造が複雑な分だけ予算が大きくなりがちです。
和室を洋室に変更するだけでも、予算を抑えることは可能です。

しかし、「畳のある“和の空間”が欲しい!」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめなのは、リビングの一部に設置する「小上がり和室」です。
本格的な和室よりも小さな空間になるため、畳の数を減らすことができ、少ない予算で“和の空間”を実現することができます。

■間取りの「削減」を簡単に決めるのはNG

部屋数を減らしたり、廊下を狭くしたり……。
そのような間取りの削減によって予算オーバーを解消するのは、あまりおすすめできません。
というのも、部屋の数や広さなどは、実際に建てたあとで変更するのが難しいからです。
コストカットが実現しても、これから何十年と暮らす住宅の「住み心地」が悪くなったり不便になったりしては、元も子もありません。

また、柱や梁など、住宅の基本構造に関する部分は、耐震性・安全性に直結する部分です。
こちらのグレードを下げたりするのもおすすめはできません。

■プロに相談するのが一番!

いかがでしょうか。
今回は、予算オーバーのときに見直すポイントをご紹介しました。
しっかり家族と話し合いを行い、削ってもいいところ、削りたくない部分を決めて対処していきましょう。

ロイヤル住建には、経験豊富なスタッフが多数在籍しています。
「予算オーバーを解消したい」などのご相談も承ります。ぜひ気軽にお声がけください。

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