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注文住宅で「屋上」を付けるメリット・デメリットまとめ

2021.06.10

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今回は、「注文住宅の屋上」をテーマに取り上げます。
「屋上のある家」に憧れをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
屋上があるといろいろ有効活用できそうですし、一般的な屋根を付けるよりもオリジナリティのあるデザインに仕上げることができます。
とはいえ、さまざまなメリットが考えられる一方、実は押さえておくべきデメリットや注意点もあります。

というわけで、ここでは屋上付き注文住宅のメリット・デメリットについてまとめてみました。

■屋上を付けるメリット

屋上を付けることで得られる最大のメリットは、有効活用できるスペースが広がること。
特に、屋内にはない「屋上ならでは」の環境を活かせる点がポイントです。
たとえば、以下のような活用方法が考えられます。

○子どもの遊び場になる

お子さんがいるご家庭なら、屋上を日の当たる「遊び場」として活用できます。
特に小さいお子さんがいる場合、外で遊ばせるとなると、
「道路に飛び出して交通事故を起こすのでは」
「不審者に目を付けられるのでは」
など、いろいろ心配事があるかと思いますが、屋上ならそのような心配はありません。
また犬を飼っているご家庭なら、「ドッグラン」としても活用することができます。
ただし、転落防止の柵を設置するなどの対策は欠かせません。

○家庭菜園ができる

屋上は太陽の光を遮るものがないので、家庭菜園にはうってつけの場所といえます。
ただし、まわりの環境によっては日が当たりにくいこともあるので(隣に高いビルやマンションが建っている場合など)、注文住宅を建てる前に周辺の環境はしっかりチェックすべきです。

○物干しスペースとして使える

広々としたスペースを活かして、布団のような大きいものも楽に干せるのが屋上ならではのメリットです。
高さがある分、外からは見えにくいので周囲の目が気にならない点もメリットといえるでしょう。

■屋上をつけるデメリット・注意点

屋上ならではのデメリットや注意点としては、以下のようなことが考えられます。

○雨漏りのリスクがある

一般的な屋根に比べると、屋上は傾斜がない分、雨がたまりやすく雨漏りのリスクが高まります。
排水設備を設置し、防水加工を行うなど対策が必要です。

○維持コストがかかる

特に、防水加工に関しては定期的にメンテナンスを行う必要があります。
結果的に、一般的な屋根を設置するよりも維持コストが高くつくというデメリットがあります。

○夏場は暑さ対策が欠かせない

屋上は、一般的な屋根よりも真下の階に熱が伝わりやすい点に注意が必要です。
遮熱材を使用するなどの対策が欠かせません。

■まとめ

上記のように、屋上にはさまざまなメリットやデメリットが考えられます。
屋上ならではの環境を活かしたさまざまな活用方法がある点は便利ですが、その一方で「雨漏り対策」や「暑さ対策」などは欠かせません。
また、お子さんを遊ばせる場合のことも考えて、「安全対策」も行う必要があります。
屋上がある家に憧れを持つ方は多いかと思いますが、デメリットや注意点のこともしっかり考えたうえで検討することをおすすめします。

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