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注文住宅の建材に「無垢材」を選ぶメリット・デメリットまとめ

2021.08.17

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今回のテーマは、「無垢材のメリット・デメリット」です。
無垢材とは、多数の木片を接着剤で貼り合わせた人工的な「合板」とは違い、樹木から切り出されたままの姿をしている100%天然の木材であり、注文住宅の建材として人気があります。
今回は、そんな無垢材についてメリットやデメリットをまとめてみました。

■無垢材のメリット

○調湿性が高い

無垢材は、いわば「生きている木材」であり、周囲の状況に合わせて変化する性質があります。
部屋に過剰にこもった湿気を吸収したり、部屋が乾燥しすぎているときに水分を放出したりする「調湿性」も、そんな性質の一部といえます。
日本は、夏はきわめて湿度が高く、冬は湿度が低くなる気候ですが、調湿性に優れた無垢材の家であれば夏はさっぱり涼しく、冬も乾燥を防いで快適に過ごすことができます。

○省エネ機能がある

調湿性があるということで、特に夏は省エネに役立ちます。
快適に過ごせるので、除湿をしたりクーラーをガンガンに効かせたりする必要がなくなります。
また湿度が低い日も、無垢材から水分が放出されてちょうどいい湿度が保たれるので、加湿器を使う機会も減らすことができるでしょう。

○見た目が良い

無垢材は天然の樹木の一部であり、合板では出せない独特の温かみや柔らかさが感じられます。
また、無垢材は「生きている木材」であり、月日がたち、年月を重ねることで色合いが変化していきます。
その「経年変化」を楽しめる点も、無垢材ならではのメリットといえるでしょう。

■無垢材のデメリット

○費用が高くなりがち

無垢材は天然の木材ゆえに、合板に比べると価格が高くなってしまいがちです。
合板は端切れを貼り合わせて作ることができますが、無垢材はそういうわけにはいかず使える量が限られる分、高くなってしまうのです。

○傷みやすい

無垢材は、基本的に表面加工を行わない「自然のままの木材」なので、汚れや傷がつきやすいという点がデメリットとして考えられます。

■まとめ

いかがでしょうか。
以上のように、さまざまなメリットやデメリットが考えられる無垢材。
費用が高くなりがちだったり、傷みやすかったりするというデメリットが気になる方もいらっしゃるかと思いますが、費用については、ほかの部分を削ってバランスを取り、希望の金額内に収めることが可能です。
工務店に相談してみることをおすすめします。

また、お手入れや補修の方法をしっかり心得ておけば、無垢材を傷や汚れから守りつつ心や体に優しい生活を送っていくことができます。
特に水気に気をつけ、
・普段の掃除では水拭きを避けて「乾拭き」をする
・濡れたときはすぐに拭きとる
などを心がけておくと良いでしょう。
ぜひ参考にしていただければと思います!

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