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注文住宅を建てるときに気を付けたい「ペットのための間取り」とは?

2020.06.10

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犬や猫など、ペットを室内で飼う人が増えている昨今。
「今よりもペットが暮らしやすい家にしたい」
「マイホームができたらペットを飼いたい」
そんな思いを持ちつつ、マイホーム作りを考えている方もいるのではないでしょうか。

そのような方々に向けて、今回は「ペットと快適に暮らすための注文住宅」をテーマにお届けしたいと思います。
特に意識すべき間取りのポイントをいくつかピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。

■段差は緩やかに

私たち人間にとっては何ともない段差でも、ペットたちにとっては高すぎる可能性があります。
その結果、昇り降りするだけで余計な体力を使わせてしまうことになりかねません。

また、段差が急だと特に飛び降りたときの足腰への負担が大きくなってしまいます。
高齢になればなるほど負担は大きくなり、ケガをするリスクも高まります。

長く元気に過ごしてもらうために、階段や玄関の段差など、室内の段差は緩やかにしてあげましょう。

■ペットに優しいフローリングを

犬や猫の足裏にはプニプニとした可愛らしい肉球が備わっていますが、もちろんこれにはちゃんとした役割があります。

具体的には
・歩いたり走ったりしたときの衝撃を緩和させる
・滑ることを防ぐ
・地面の熱さや硬さなどを感じ取る
などが挙げられます。
また、肉球部分には汗腺が集中しており、このことから体温調節にも欠かせない部位といえるでしょう。

そんな肉球は非常にデリケートです。
一般的なフローリングでは徐々に傷んでしまう可能性があり、最悪の場合は上記の役割を果たせなくなることも考えられます。
また、滑って転倒する原因にもなりかねません。

そこでおすすめしたいのが、ペット用のフロアコーティングをすることです。
ペットへの負担が少なくなることはもちろん、
・爪痕や引っ掻き傷がつきにくい
・ペットが粗相をしても簡単に掃除できる
・ニオイがつきにくい
など、飼い主さんにとってもメリットが生まれます。

■ペットフェンスの設置

・キッチン
・浴室
・書斎
など、ペットが入ると危険な場所、ペットに入ってほしくない場所にはペットフェンスを設置しましょう。
中にあるものを散らかされてしまう程度ならまだ笑って済むかもしれませんが、場合によってはケガや事故につながるおそれがあります。

また、動きを制限するという意味では、庭の塀やベランダにペットが通れるほどの隙間を作らないことも大切です。
家の外に出てしまう、足を踏み外して上階から落ちる、といったリスクをなくすことができます。

■換気のしやすい間取りを意識する

通気性の悪い室内では、ノミやダニといった害虫が繁殖しやすくなります。
これらの害虫がペットの体に付着し、そのまま棲みついてしまうと、それが原因で強い痒みや危険な病気を引き起こすおそれがあります。
・ペットの手の届かない位置に小窓をつける
・風の通り道を確保する
など、いつでも換気できる間取りを意識してあげるといいでしょう。

ちなみにロイヤル住建では、「空キレイズム」という独自の換気システムによって、通気性のいい快適環境を提供させていただきます。
外気や地中熱を利用することで、「エアコンなしでも夏は涼しく、冬は暖かく」を実現。
ペットに嬉しい環境作りはもちろん、光熱費の節約にもつながるので、まずは気軽にご相談ください。

■まとめ

いかがでしょうか。
おさらいすると、ポイントは以下の通りです。

①急な段差を作らない
②ペットに優しいフローリングにする
③必要な箇所には出入り防止のためのペットフェンスを置く
④十分な換気を心がける

このほかにも、
・散歩後、すぐに体や足を拭いてあげられるように浴室を玄関付近に置く
・安心感を与えるために、ご飯をあげる場所やトイレの場所を人間の動線から外す
といったことを意識してあげるといいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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