おはようございます!こんにちは!こんばんは!
最近はめっぽう寒くなりましたねー。
体調を崩される方も多いんじゃないでしょうか・・・。
皆様体調にはお気を付けください!
今日のお題は!!
目次
結露の経験は必ず一度はあるのではないでしょうか?
結露して良い事なんか何一つありませんからね・・・。
結露しないようにするにはどうすればいいのか、結露を止める方法をお話していきます( `ー´)ノ
【温度差と湿度】
結露する理由は二つあります。
■ 温度差によるもの
■ 室内の湿度が高い
この二つが原因で結露は起こっています。
ある一定の温度差が出来てしまうと結露してしまいます。
結露してしまうほどの温度差が出来てしまう場所の事を結露点といいます。
結露点は内外の条件下によって異なり、
例えば、室内温度が【23℃ 湿度50%】の場合の結露点は 【12℃】まで温度が下がると結露点が出来てしまい結露します。
ということは窓の表面温度が12℃まで下がってしまうと窓の表面が結露してしまうという事です。
分かりやすく言うなら、キンキンに冷えた缶ビールを冷蔵庫から出して、しばらく時間が立つと、表面に水滴が出来初め、下に垂れてきますよね。
これが結露です。
冷蔵庫で3℃~5℃にキンキンに冷やされた後に、暖かい【23℃ 湿度50%】ほどの室内に出されると温度差は18℃近くあります。
18℃も温度差があると缶ビールの表面に結露点が出来てしまい、結露してしまいます。
図にするとこんな感じで結露点が表面に出来てしまって結露が起こります。
この状態が、家の窓で同じ状況になると結露が発生してしまいます。
では結露を防ぐ為にどうすれば良いかご紹介していきます(^^♪
【遮熱カーテンをやめる】
結露を防ぐ為には、様々な方法があります。
まず一つが、カーテンを遮熱カーテンをやめる事です。
遮熱カーテンは文字通り、熱をカーテンで遮断してしまいます。
遮熱するということは、窓とカーテンの間で熱をこもらせる、熱を通しにくくするということ。
せっかく部屋を暖めても遮熱カーテンがあると窓まで温まらず、結果結露してしまいます。
レースカーテンなど出来るだけ、薄い物をつけ、極力エアコンを付けっぱなしで窓の表面を温めると結露しにくくなります。
レースカーテンやったら中透けるやんってお思いの方にこんな画像をお見せしておきます。
うちの代表、岡田の自宅ですが、全てカーテンはレースカーテンになっています。
弊社の採用しているレースカーテンはミラーレスカーテンというもので、中から照明を当てるとミラーに反射して外から見えなくなります。
ですので、カーテンと窓の間に間接照明をつけています(‘ω’)ノ
ロイヤル住建も高気密、高断熱を売りにしていますが、結露を100%止めれるわけではありません。
もちろん遮熱カーテンをしてしまうと、どれだけ高性能なお家であっても結露する可能性はあります。
もし今、結露で困っている方で遮熱カーテンをしている方がいらっしゃれば今すぐ外すことをお勧めします(;^ω^)
まずはカーテンを見ましょう。
【宅内側の窓の表面温度を上げる】
宅内側の窓表面温度が下がっているから宅内側の窓の表面が結露点に達して、宅内側の窓表面が結露し、水滴になり、下にタラタラ流れてきます。
その為には、暖房は必須です( `ー´)ノ
室内温度と窓の表面温度の温度差約5℃~約10℃までに抑える事が出来れば結露点に至りません。(条件下によって結露する温度差は変わります)
ですが、もちろん窓は壁よりも薄く、一番外に近い部分ですので、室内温度と窓の表面温度の温度差をなくすのはそう簡単ではありません。
ではどうするか?
「暖房をかけ続ける事」です。
【窓サッシを変える】
窓の性能は大きく結露に関わってきます。
アルミサッシだと暖房を焚いても窓の表面温度は中々暖まりません。
半樹脂サッシもしくは、樹脂サッシに変える事をお勧めします( `ー´)ノ
樹脂はアルミに比べ1/1000の熱伝導率です。
圧倒的に熱を通しにくい性質ですので、おすすめします。
家を暖かくしたい!っていうリフォームなら断熱材よりも、まずは窓を変えることをお勧めします。
【開放型暖房器はやめる】
開放型暖房器とは、
部屋を素早く暖めてくれるという利点はありますが、半面、結露しやすく燃料が燃えるときに空気中に水分を放出する暖房機の事です。(灯油1L燃焼すると、水約1L強が室内に放出されます。)
灯油やガスを燃料にした次のような暖房が該当します。
・ ガスストーブ
・ ガスファンヒーター
・ 石油ストーブ
・ 石油ファンヒーター
非常に強力な暖房器ではありますが、つけると大量に水蒸気が室内に放出され、室内が高湿度になり、結露する結果に至ります。
できるだけ熱源はエアコンのみに絞りましょう(*´▽`*)
【室内温度計・湿度計を結露しやすい部屋に設置する】
結露を止めたい!と思うなら室内温度計と室内湿度計は必須です!
室内の温度・湿度を把握することは結露を止める上で必ず必要になります。
何故結露に至ったのか原因が分からないままにしておくと対処の仕様がありません。
温度差によるものなのか?それとも室内の湿度が高すぎたせいなのか?どちらで結露したのかを突き止められれば、対処の仕方が分かります。
温度差による結露なのに換気をして除湿をしても意味がありません^^;
逆もしかりです。
その場に応じた対処が必要です( `ー´)ノ
【メリット】
・いつ家に帰っても快適な温度で過ごせる為、ストレスフリーな生活
・寒い朝でもすっきり起きれる
・エアコンの消し忘れの心配が無くなる
【デメリット】
・常に空気が乾燥している
・電気代が1000円/月ほど上がる(次にエアコン付けっぱなしの場合、どれぐらい電気料金が変わるかご説明します)
圧倒的にメリットの方が多い(^o^)丿
デメリットに関しては、エアコンをつけっぱなしにすると必ず加湿器は付ける必要があります( `ー´)ノ
デメリットは簡単に改善出来ます(‘ω’)ノ
あとは、スマートフォンなどについてるいらない固定料金などを外して帳尻を合わせましょう!
エアコンをガンガン焚いて、窓表面温度をあげて結露を無くて家事を少しでも楽にすると生活も変わりますよ!
暖房ってどうしてももったいないから付けっぱなしにするのは気が引ける・・・。
すごく気持ち分かります(;^ω^)
家帰った時にエアコンをつけっぱしだった時「 うわ・・・ やってもうた・・・(ToT)/~~~\ 」思いますよね!
僕も何回も経験あります(*_*)
ですが、エアコンはこまめにつけて消してを繰り返すのと、付けっぱなしではどれだけ金額が違うのか実験された方がいらっしゃいますので、そちらをご紹介します(^o^)丿
実験前の月の電気代 | 実験した月の電気代 | エアコンの電気代(実験前と実験後の差) | |
---|---|---|---|
筆者の家(24時間つけっぱなし) | 3,005円 | 4,487円 | 1,482円 |
同僚の家(必要なときだけつける) | 2,646円 | 3,533円 | 887円 |
詳細はURLを貼っておきますので、そちらからご覧ください(^o^)丿↓
https://enechange.jp/articles/air-conditioner-24h
実験条件はほぼ同じでエアコン付けっぱなしの方が月約954円高いという結果が出ていますね(^o^)丿
(エアコンの暖房に関しては日射取得率(窓の大きさ)、間取り、カーテン等々全てが影響してきますので、一概にこれだけ金額差が出るとは限りません)
954円無駄に払っている固定料金ありませんか?
スマートフォンを契約した時にいらない初期オプションがついたままだったり(多分月1000円ぐらいついてますよ)
登録したけど使ってない月額制のサイトだったり、探せばあるかも?
そんなものに使うぐらいなら解約して暖房をガンガン焚きましょう!
結露した窓を毎日拭くのは大変ですからね。
では次は、24時間暖房を焚くメリット・デメリットをご説明しますねー。
窓表面の結露であれば家への影響はそこまでありませんが、結露は窓だけではありません。
一番気をつけないといけないのは室内が冷える事で起こる壁内の結露についてです。
壁内結露は断熱材に直接結露が発生します。
繊維系断熱材(グラス、ロック)であれば、水に濡れると断熱材として機能しなくなります。
壁内結露については、代表岡田が詳しくブログにて書いておりますので、ご覧ください↓
さて長々と書きましたが、まとめると
結露が起きた場合の対処方法として、
まず
① 何故結露が起きたのか原因を探る
② 「温度差による結露」なら暖房を長い時間焚いて、窓の表面温度を上げる
高湿度によるものなら除湿を行ってください
【結露防止の為やめた方がいいこと・やった方が良い事】
① 遮熱カーテンをやめ、レースカーテンにする
② 開放型暖房器はやめる
③ 結露しやすい部屋に室内温度計・湿度計を設置する(原因を探る為)
④ アルミサッシの場合、半樹脂、樹脂サッシに変更する
ざっとこんな感じでしょうか。
結露で困っている方は非常に多いと思います(ToT)
結露は原因と対処法さえ分かれば防止することは不可能ではありません。
(完全に防ぐのは難しいですが・・・)
結露は家にとって天敵ですからね^^;
ではこのへんで!
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住宅の様々な知識や、家造りに必要な役立つブログなど書いておりますので、そちらもご興味があればどうぞご覧ください(*´ー`)ゞ
《 スタッフブログ 》
① 住宅に使用する窓ガラスの種類はどれがいいのか【断熱ガラス、遮熱ガラスの間違った使い方】
② ダウンライトは絶対駄目!プロが教えるダウンライトの危険性
③ 住宅ローン審査は住宅ローンを組む約5年前からされています① / 住宅ローンを組む前に必ず知っておきたい事
④ 住宅ローンの基礎知識(返済比率)②/住宅ローンを組む前に必ず知っておきたい事
⑤ 住宅ローンの金利交渉の仕方③/住宅ローンを組む前に必ず知っておきたい事
《 社長ブログ 》
④ 家の性能は、省エネの性能ではありませんよ!断熱 気密 換気です!
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